CDJ19/20 世界を轟く音楽性とパフォーマンス、その名は「BABYMETAL」
今回のCDJのラインナップはどこまでも読めなかった。なぜなら「BABYMETAL」出演するから。近年ではSUMMER SONIC以外のフェスではなかなか登場しないユニットだが、まさかの初日登場という。客席を見ると、外国人もあふれるほど集まっている。
この日のサポートメンバーは岡崎百々子(敬称略)。ワールドツアーから新曲発表と体制変更があって、激震の一年と言っても過言ではない。そんな中、CDJの出演はファンの中にかなり話題になった。
初見の人が多い中、「FUTURE METAL」と「DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)」というサイバーな曲を披露し、ダンスパフォーマンスとストイックさ、構成が堅実ながら幼さと元気さを込めてる楽曲。これらを兼備してるBABYMETALが、初見の客を一気に魅了した。
SU-METALの安定の歌声とともに、「ギミチョコ!!」で3人の可愛さが炸裂した。ハードコアなメタルロックフェスはもちろん、ソフトなフェスでも一通り戦えるのがBABYMETALの強さ。
「KARATE」では、一部の客たちが倒れて起き上がるリアクションを行い、フロア全体がすごく楽しい遊び場になり、最初にびっくりした客も段々真似し始めて、ともに楽しむ雰囲気がすごく印象的だった。次の「Road of Resistance」ではメンバーたちが旗を持って登場し、凛々しさと気高さを演出した。会場の盛り上がりが頂点に達し、ステージのエナジーが伝わってきて、どこまでも叫び出す。「音楽は国境や言葉に越える」とはよく言ったものの、ちゃんとできるアーティストは限られる。この日のBABYMETALがそれができる代表と考えていいだろう。今年4月3日に台湾ワンマンライブも予定しており、これからも期待だ。
セットリスト
1.FUTURE METAL
2.DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)
3.ギミチョコ!!
4.Shanti Shanti Shanti
5.Kagerou
6.Distortion (feat. Alissa White-Gluz)
7.メギツネ
8 PA PA YA!! (feat. F.HERO)
9.KARATE
10.Road of Resistance
神バンド:Leda、大村孝佳、BOH、青山英樹