CDJ19/20 不動のトップバッター「欅坂46」がCDJの開幕に飾った最強パフォーマンス!

ロッキング・オン・ジャパン企画制作ののフェストップバッターなら「欅坂46」、という認識はフェス参加者の中にあった。オープニングからのEARTH STAGEはもうすでに満員レベル。

この日は平手不在のこともあって、入れ替わりセンター体制担っている。また、2019年の欅坂46はシングル一枚しか出してなくて、賞を得たものの、作品の発表に関しては例年ほど積極的ではないのが事実。この状況において、どこまで攻めるのか。

しかし蓋を開けたら、最初から「危なっかしい計画 」、「世界には愛しかない 」という進撃だった。普段ならライブ後半で使う盛り上がり曲が最初に使われ、今回のCDJに異例のハイスピードで突っ走る。

「風に吹かれても」の後にMCパートに入り、メンバーたちが挨拶と 4万人以上収容できるEARTH STAGEいっぱいに集まった聴衆に向けての感謝を語ったら、まさかの「二人セゾン 」を披露。シングルでありながら、最近ではフェスで使わないナンバー。小池のセンターは独特な寂れる雰囲気があり、最後の別れシーンはもうはや完成形と言っても過言ではない。

パワーアップしたスクリーンに伴い、土生センターの「エキセントリック」が前向きにチームをリードしている。「Student Dance」を含め、欅坂46のカップリング曲の中にもっともユニットダンスとメンバーの表情が求められるこの2曲が安定感があり、会場をどこまでも魅了した。

MCが転折点となり、後半のセットリストが読めない中、欅坂46がここで楽曲の強さを一気に発揮した。小林センターの「サイレントマジョリティー」、「ガラスを割れ!」、「アンビバレント」が怒涛のように披露して、4万人を沸騰させた。ストイック、メッセージ性、ユニットダンスの完成度、大人たちに対してのやり場のない感情が、一気に伝われ、これぞ最強のアイドルグループ。

最後に飾る曲がなんと「不協和音」。近年ではフェスでほぼ披露しないこの曲、ある意味解禁と認識してもいいのだろうか。理不尽な現実社会に対しての叫び。優等生キャラのリーダー菅井のセンターは凄まじく感情的で、保守的なエレガントさがあり、これらすべてを込めて炸裂する。

4万人の前に存在感を刻み、これが欅坂46ということをあらためて知らされる。今までにない、スマートで完全で完璧のライブだった。これがフェスにおいて最強のアイドルグループ。

セットリスト

1.危なっかしい計画

2.世界には愛しかない

3.風に吹かれても

4 .二人セゾン

5.エキセントリック

6.Student Dance

7.サイレントマジョリティー

8.ガラスを割れ!

9.アンビバレント

10.不協和音

Loading Disqus Comments ...
Loading Facebook Comments ...

Leave a Reply

發佈留言必須填寫的電子郵件地址不會公開。 必填欄位標示為 *

這個網站採用 Akismet 服務減少垃圾留言。進一步了解 Akismet 如何處理網站訪客的留言資料